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1日目 2日目 3日目 4日目 |
1日目 会場:福岡県中小企業振興センター |
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横本 克巳 氏(九州大学高圧ガス等安全管理部門長 教授) |
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講義内容 |
水素の物性、製造、貯蔵・輸送
・水素の基本的な物性
・水素の貯蔵・輸送方法
・水素の製造・精製方法
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講師略歴 |
昭和63年: |
島根大学 理学部 卒業 |
平成元年 : |
岩谷産業株式会社 入社 |
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水素供給設備を含むガス供給設備全般の技術支援
設備検討から必要な技術、設備、保安、運転管理、安全教育等、総合的な企画支援 |
平成18年: |
独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)出向
燃料電池・水素技術開発部 主査
燃料電池・水素技術関連の研究開発マネージメント担当 |
平成20年: |
九州大学 環境安全衛生推進室 高圧ガス等安全管理部門長 |
・高圧ガス及び関連機械設備並びに労働安全衛生法上に規程する特定機械等に関する安全対策、安全管理及び安全教育等の実施。 |
・独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)出向NEDO 新エネルギー部 プログラムマネージャーとして、燃料電池・水素技術関連の研究開発を支援。 |
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佐々木 一成 氏(九州大学大学院 教授) |
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講義内容 |
水素と燃料電池材料
・燃料電池の構成部品
・燃料電池の原理
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講師略歴 |
昭和40年生まれ |
平成 3年: |
スイス連邦工科大学チューリッヒ校工学博士号取得。
10年間在欧。 |
平成11年: |
九州大学大学院総合理工学研究科・助教授 |
平成17年: |
工学研究院・教授。
現在、九州大学水素エネルギー国際研究センター長。 |
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主に、個体酸化物形および固体高分子形燃料電池の材料・プロセス研究に従事し、九大「水素プロジェクト」を先導している。 |
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渡邉 浩之 校長 (トヨタ自動車(株) 技監) |
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講義内容 |
校長講話:自動車の未来と日本のものつくり
・研究開発の最前線で活躍する技術者に求められる資質
・水素社会実現に向け、技術者としてどう貢献すべきか等
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講師略歴 |
昭和18年生 |
九州大学大学院工学研究科修士課程修了工学博士 |
昭和42年: |
トヨタ自動車工業株式会社 入社 |
平成 8年: |
トヨタ自動車株式会社 取締役就任 |
平成11年: |
同社 常務取締役就任 |
平成13年: |
同社 専務取締役就任 |
平成17年: |
同社 技監就任(現在に至る) |
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2日目 会場:水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC) |
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井上 雅弘 氏(九州大学大学院 准教授) |
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講義内容 |
水素の安全
・水素の性質、漏洩水素の流動・拡散、最適なセンサの配置
・水素の燃焼とその抑制、水素関連災害事例とヒヤリハット
・リスクマネジメント等水素の安全な利用に必要な知識の習得
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講師略歴 |
昭和52年: |
九州大学工学部採鉱学科卒業。
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昭和57年: |
九州大学大学院工学研究科鉱山工学専攻単位修得の上退学。
同年九州大学助手。 |
昭和60年: |
九州大学助教授。 |
平成19年: |
九州大学准教授。
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主な研究内容は鉱山や地下空間の環境と安全。
地下空間の火災。水素の安全に関し、水素流動・拡散、燃焼とその防止。 |
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斗ヶ沢 秀一 氏
((株)本田技研研究所 四輪R&Dセンター 第5技術開発室 第4ブロック主任研究員) |
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講義内容 |
燃料電池自動車の開発状況と今後の展開
・「燃料電池自動車」の仕組み
(燃料電池自動車(ホンダFCXクラリティ)を使った解説)
・「燃料電池自動車」関連産業の最新動向
・普及に向けた課題 |
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講師略歴 |
昭和63年: |
本田技研工業株式会社入社 |
株式会社本田技術研究所 配属 |
量産ENG用補機デバイス開発を担当 |
平成 5年: |
CNGエンジン用システム開発を担当(後にNGV CIVICとして市販化) |
平成10年: |
燃料電池電気自動車FCXの開発プロジェクトに参画 |
平成15年: |
燃料電池電気自動車FCXクラリティーの開発プロジェクトに参画 |
平成21年: |
4輪R&Dセンター第1技術開発室第1ブロック マネージャー就任 |
平成23年: |
現職 |
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小野田 央 氏
((株)ENEOSセルテック 品質保証部長) |
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講義内容 |
講義・見学
定置用燃料電池の開発状況と今後の展開
・「家庭用燃料電池」の仕組み
・「家庭用燃料電池」関連産業の最新動向(PEFC・SOFC)
・家庭用燃料電池の本格普及に向けた技術的な課題とその取り組み状況
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講師略歴 |
昭和39年生 |
平成 2年: |
京都大学大学院工学研究科修士課程修了。
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日本石油株式会社入社、中央技術研究所で炭素繊維製品の研究・開発に従事。 |
平成 7年: |
開発部CF事業室に異動、炭素繊維製品の企画・開発・営業に従事。 |
平成18年: |
FC事業部に異動、FCの技術サービス業務に携わる。 |
平成21年: |
前年に設立した株式会社ENEOSセルテックに異動。 |
平成22年: |
品質保証部長に就任、現在に至る。 |
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3日目 会場:九州大学伊都キャンパス |
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久保田 祐信 氏(九州大学大学院 教授) |
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講義内容 |
「金属材料の強度に及ぼす水素の影響」
・金属材料の疲労破壊・静的強度
・破壊靱性等に及ぼす水素の影響
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講師略歴 |
平成8年から九州大学工学部の材料力学グループで研究・教育に従事.主な研究テーマは金属疲労・フレッティング疲労である.日本材料学会論文賞,日本機械学会論文賞などを受賞.平成21年から独)産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター,平成22年から九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所にも所属し,水素が金属材料の強度に及ぼす影響に関する研究に注力している.平成22年から九州大学大学院工学研究院機械工学部門のエアリキード水素構造材料・破壊学講座で教授を務める. |
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松岡 三郎 氏(九州大学大学院 教授) |
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講義内容 |
実習
水素利用機械システムの実習(材料強度)
(材料強度)
・水素試験機を用いた破壊靱性試験
・SEMによる破面の観察
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講師略歴 |
金属疲労研究に30年以上取組み、水素脆化や水素疲労のメカニズム解明に携わる。また、「霞ヶ関水素ステーション蓄圧器の健全性評価」の実証試験、民間企業の研究者との定期的情報交換などを通し、安全な水素エネルギー社会の実現を目指している。
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澤江 義則 氏(九州大学大学院 教授) |
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講義内容 |
実習:水素利用機械システムの実習(トライボロジー特性)
(トライボロジー)
・水素雰囲気における摩擦摩耗試験
・レーザー顕微鏡観察
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講師略歴 |
平成8年: |
九州大学工学部 講師 |
平成11年: |
九州大学大学院工学研究科 助教授 |
平成19年: |
九州大学大学院工学研究院 准教授 |
平成23年: |
九州大学大学院工学研究院 教授 |
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平成14年3月−平成15年3月 |
ロンドン大学クイーンマリー校訪問研究員 |
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平成18年7月−現在 |
産総研水素材料先端科学研究センター外来研究員 |
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4日目 会場:九州大学伊都キャンパス |
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白根 義和 氏
(大陽日酸(株)開発・エンジニアリング本部 ガスエンジニアリング統括部副統括部長) |
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講義内容 |
水素ステーションの現状と今後の展開
国内・海外のステーションの建設例
移動式ステーション
ステーションの設備構成・設計
70MPa級ステーション今後の課題
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講師略歴 |
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昭和56年: |
日本酸素(現・大陽日酸)入社 |
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高圧ガス供給機器、ガス応用機器のエンジニアリングを担当 |
平成10年: |
NEDO・WEーNET計画で水素ステーション開発に携わる。 |
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その後、現在まで、ステーション機器開発・実証研究・規制緩和などに取り組む。 |
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HESS理事。 |
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伊藤 衝平 氏(九州大学大学院 教授) |
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講義内容 |
燃料電池の特性評価法
・性能評価の意義
・性能評価法の原理と特徴
(交流インピーダンス法/カレントインストラクター法) |
実習
燃料電池の組み立てと測定(PEFC)
・燃料電池の組み立て実習
・電流電圧特性の計測
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講師略歴 |
平成 6年: |
日本学術振興会特別研究員DC |
平成 8年: |
豊橋技術科学大学電気電子工学系助手採用 |
平成 9年: |
豊橋技術科学大学大学院工学研究科配置換 |
平成15年: |
九州大学大学院工学研究院助教授採用 |
平成18年: |
産業技術総合研究所高圧水素の基礎物性外来研究員 |
平成20年: |
九州大学大学院工学研究院准教授配置換 |
平成21年: |
九州大学水素エネルギー国際研究センター兼務 |
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白鳥 祐介 氏(九州大学大学院 准教授) |
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講義内容 |
実習
燃料電池の組み立てと測定(SOFC)
・燃料電池の組み立て実習
・電流電圧特性の計測
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講師略歴 |
平成14年: |
ドイツ・ユーリッヒ研究所研究員 |
平成17年: |
九州大学大学院総合理工学研究院 博士研究員 |
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同 特任助手 |
平成18年: |
九州大学大学院工学研究院機械工学部門 助教 |
平成23年: |
九州大学大学院工学研究院機械工学部門 准教授 |
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現在に至る |
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