福岡水素エネルギー戦略会議
Fukuoka Strategy Conference for Hydrogen Energy
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水素先端世界フォーラム2011(開催報告)
International Hydrogen Energy Development Forum

主催: 福岡水素エネルギー戦略会議、福岡県、
独立行政法人 産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター、
国立大学法人九州大学
後援: 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構、
水素エネルギー協会、燃料電池開発情報センター、
燃料電池実用化推進協議会、
公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター

 2月2日(水)、3日(木)、水素分野の第一線研究者や産業人が一堂に会し、各国の研究開発動向や研究成果等を発信する「水素先端世界フォーラム」を開催しました。
 2日(水)午前のセッションでは、「2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて」と題し、日米欧の三極を代表する世界企業が、間近に迫る燃料電池自動車の市場化を見据えた最新の開発動向や、今後の企業戦略について講演しました。
 日本からは、日産自動車の飯山明裕氏、北米からはゼネラルモーターズのジョージ P. ハンセン氏が、燃料電池自動車の開発と市場化戦略について講演。欧州からは、ドイツの国際的な産業ガスメーカーであるリンデ ガス アンド エンジニアリングが世界の注目を集める低コストかつコンパクトな水素ステーションの開発について講演しました。いずれも、2015年に照準を合わせた具体的な戦略で、水素エネルギー社会の到来を予感させる内容でした。

 同日(2日)午後のセッション2では、オーストラリア、ノルウェー、フィンランド等から、自国の強みを活かし将来のエネルギー立国を目指す先進的な取り組みが発表されました。

 また、翌3日(木)は、九州大学伊都キャンパスに会場を移し、各専門分野(ワークショップ)毎に分かれ、より専門的な研究成果の発表や、活発な議論を行いました。また、水素エネルギー製品研究試験センター、水素材料先端科学研究センターなどの施設見学も実施され、多くの参加者にご参加いただきました。

 盛況のうちに終了することができましたことを、心からお礼申し上げます。


フォーラムの開催風景
海外の研究者も多数参加し、終始活発な意見が交わされました。
麻生 渡 知事 フォーラム全景
麻生渡 福岡県知事 全体風景
海外の研究者 飯山氏
日産自動車 飯山 明裕 氏
Mr.George P.Hansen Dr. Andreas Opfermann/Mr. Robert Adler
Mr.George P.Hansen Dr. Andreas Opfermann
/Mr. Robert Adler
レセプション風景
●プログラム(概要)
 平成23年2月2日(火) 
9:30 ~ 9:50 開会式
   
主催者挨拶、来賓挨拶
9:50 ~12:00
セッション1「2015年 燃料電池自動車の市場化に向けて」
   
 9:50〜10:30 飯山 明裕 氏
日産自動車(株)総合研究所 EVシステム研究所 所長
  
10:35〜11:15 Mr. George P. Hansen
Director, Fuel Cell Commercialization Asia Pacific,General Motors Fuel Cell Activities
  
11:20〜12:00 Dr. Andreas Opfermann
Head of Innovation Management, Linde Gas and Engineering
    
Mr. Robert Adler
 Head of Research & Development, Linde Gas GmbH
 
13:15 ~ 17:10 セッション2 「水素エネルギー社会の実現に向けた各国の戦略」
13:15〜13:40
Dr. Daniel Dedrick
(Hydrogen and Combustion Technologies Department Manager, Sandia National Laboratories)
     
13:45〜14:10 Mr. Manjula Antony
(Manager, Brown Coal Technologies at Department of Primary Industries, Victoria, Australia)
     
14:15〜14:40
Dr. Steffen Møller-Holst
(Chairman of the Norwegian Hydrogen Council
Research Manager Hydrogen and Fuel Cells, SINTEF Materials and Chemistry)
 
14:45〜15:10 Mr. Reijo Munther
(Counsellor for Science, Technology and Innovation, Embassy of Finland
Director for Finnish Funding Agency for Technology and Innovation (Tekes) and FinNode Tokyo office)
     
15:25〜15:50 Prof. Petros Sofronis
(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 所長、
University of Illinois)
     
15:55〜16:20 Dr. Brian P. Somerday
(Sandia National Laboratories)
     
16:25〜16:45 渡邊 正五 氏
(公益財団法人 水素エネルギー製品研究試験センター 理事長兼センター長)
     
16:50〜17:10 松岡 三郎 氏
(水素材料先端科学研究センター副研究センター長、九州大学大学院 教授)
  
17:30〜19:00 水素先端世界フォーラム レセプション

平成23年2月3日(木)
研究シンポジウム・合同ポスターセッション・
九州大学研究施設見学・第2回HyTReC公開セミナー
 
1)HYDROGENIUS & I2CNER 研究シンポジウム
   水素材料強度特性・水素高分子材料研究チーム
   水素トライボロジー研究チーム
   水素物性研究チーム
   九州大学燃料電池シンポジウム
 
2)ポスターセッション
  
3)HYDROGENIUS研究施設見学
 
4)第2回HyTReC公開セミナー
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