研究分科会の構成
水素社会システム構築方策を具体的に検討する分科会
@水素社会システム・実証検討分科会
(座長:九州大学 高田 保之 教授)
・将来の水素社会を想定したミニ社会モデルの一つとして、九州大学新キャンパ スを水素キャンパス(ミニ社会モデル)とするためのインフラ整備や活動など具体的検討、及び・北九州エコタウン地区の副生水素等を活用した実証の具体的検討
A水素燃焼・安全評価に関する検討分科会
(座長:九州大学 井上 雅弘 准教授)
・水素の製造、貯蔵・輸送、利用におけるシステム全体の安全性確立に
ついて検討
・水素関連研究施設や地下駐車場設計のための閉空間での水素漏洩時の
火炎伝播特性、爆燃移行および爆燃防止に関する研究
多数の研究開発プロジェクトを創出するための分科会
B高圧水素下における機械要素研究分科
(座長:九州大学 近藤 良之 教授)
・バルブ、ばね、圧力センサ、温度センサ、高圧力容器ライナー等機械
要素の構造上の漏れ対策、性能維持のための新規設計手法の開発
・水素暴露試験による機械要素材料の水素浸透データ取得による長期間
耐久性の研究
C高効率水素製造研究分科会
(座長:九州大学 深田 智 教授)
・LNGガス改質等化石燃料の改質や水電気分解の水素発生装置における
新規触媒や高分子分離膜の開発
D高圧水素貯蔵・輸送研究分科会
(座長:九州大学 鬼鞍 宏猷 教授)
・高圧水素貯蔵容器、高圧水素圧縮機、水素吸蔵合金等新規高圧水素
貯蔵法の開発
E燃料電池要素研究分科会
(座長:九州大学 佐々木 一成 教授)
・SOFC、PEFC材料開発、システム設計と制御技術の研究開発
Fシミュレーション研究分科会
(座長:九州大学 金山 寛 教授)
・物質移動、熱流動のシミュレーションを駆使し、発電時の発熱対策等を考慮した燃料電池を開発する研究
G水素高分子材料研究分科会
(座長:九州大学 西村 伸 教授)
・ゴムなどの高分子材料に水素が及ぼす影響についての研究
・水素関連機器に用いるパッキン等の劣化メカニズムの解明および
耐久性向上などに関する研究 |