第15回技術者育成コース講師紹介 

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日 時:

  平成24年73日(火)~ 6日(

場 所:   1日目  :福岡県中小企業振興センター

  2日目  :水素エネルギー製品研究試験センター

  3,4日目 :九州大学伊都キャンパス west4_910【PDF】)

日目 ≫≫ 会場:福岡県中小企業振興センター(福岡市博多区)
横本克巳 氏 (九州大学高圧ガス等安全管理部門長 教授)
13:00~14:30 【講義】水素の物性、製造、貯蔵・輸送

●水素の基本的な物性
●水素の貯蔵・輸送方法
●水素の製造・精製方法
昭和63年:  島根大学 理学部 卒業

平成元年: 

岩谷産業株式会社 入社

水素供給設備を含むガス供給設備全般の技術支援

設備検討から必要な技術、設備、保安、運転管理、安全教育等、総合的な企画支援

平成18年:

独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)出向

燃料電池・水素技術開発部主査

燃料電池・水素技術関連の研究開発マネージメント担当

平成20年: 九州大学 環境安全衛生推進室 高圧ガス等安全管理部門長

・高圧ガス及び関連機械設備並びに労働安全衛生法上に規程する特定機械等に関する安全対策、安全管理及び安全教育等の実施。

・独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)出向

NEDO新エネルギー部プログラムマネージャーとして、燃料電池・水素技術関連の研究開発を支援。

三枝省五 氏(財)日本自動車研究所FC・EV研究部 研究主幹

14:40~15:40 【講義】水素の安全

準備中  ●水素の性質、水素の確実な検知方法
●リスク管理方法 等水素の安全な利用に必要な知識の習得
●リスクマネジメントの事例
1980年に日産自動車中央研究所に入社し、ディーゼルエンジンの排出ガス低減技術等に関する研究に従事、その後、環境・エネルギー分野の研究企画や排出ガス・燃料ならびに電動車両等に関する技術渉外に従事した。
2009年4月に日本自動車研究所に出向し、FC・EV研究部長に就任、本年度から同部研究主幹として、水素安全等に係る研究等を統括し、現在に至る。
 
2日目 ≫≫ 会場:公益財団法人水素エネルギー製品研究試験センター(糸島市富)
佐々木一成 氏 九州大学水素エネルギー国際研究センター センター長・主幹教授

9:30~11:30 【講義】水素と燃料電池材料

 

 

 

 

 

●燃料電池の構成部品 

●燃料電池の原理

昭和40年生まれ
平成3年: スイス連邦工科大学チューリッヒ校工学博士号取得。10年間在欧
平成11年: 九州大学大学院総合理工学研究科・助教授
平成17年: 工学研究院・教授
平成21年: 九州大学水素エネルギー国際研究センター長。
平成23年: 九州大学・主幹教授
平成24年: 九州大学次世代燃料電池産学連携研究センター長

主に、個体酸化物形および固体高分子形燃料電池の材料・プロセス研究に従事し、

九大「水素プロジェクト」を先導している。

斗ヶ沢秀一 氏 本田技術研究所(株)四輪R&Dセンター第5技術開発室第4ブロック

14:00~15:30 【講義・見学】燃料電池自動車の開発状況と今後の展開

 

 

 

●「燃料電池自動車」の仕組み 

  (燃料電池自動車(ホンダFCXクラリティ)を使った解説)

●「燃料電池自動車」関連産業の最新動向

●普及に向けた課題

昭和63年: 本田技研工業株式会社入社

株式会社本田技術研究所 配属

量産ENG用補機デバイス開発を担当

平成5年: CNGエンジン用システム開発を担当(後にNGV CIVICとして市販化)
平成10年: 燃料電池電気自動車FCXの開発プロジェクトに参画
平成15年: 燃料電池電気自動車FCXクラリティーの開発プロジェクトに参画 
平成21年: 4輪R&Dセンター第1技術開発室第1ブロック マネージャー就任
平成23年: 現職
大川哲夫 氏 (株)ENEOSセルテック 品質保証部長
15:40~17:10【講義・見学】定置用燃料電池の開発状況と今後の展開

準備中

●「家庭用燃料電池」の仕組み

 (実機 エネファームを使った解説)

●「家庭用燃料電池」関連産業の最新動向(PEFC・SOFC)

●家庭用燃料電池の本格普及に向けた技術的な課題とその取り組み状況

準備中
3日目 ≫≫ 会場:九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)
金子 彰一氏 水素供給・利用技術研究組合 FCV・インフラ実証部シニアマネージャー

9:20~10:50 【講義】水素ステーションの現状と今後の展開

●水素ステーションの現状と今後の展開 
●水素ステーションの種類・特徴・構造ほか
●2015年FCV市場導入に向けた水素供給インフラ普及に向けた取り組み状況
(技術課題の解決と規制緩和に向けた取り組み) 
昭和47年: (株)東京ガス入社

 燃料電池、水素を含めた技術開発を担当

平成20年: (財)エンジニアリング振興協会に出向
 JHFCで水素ステーション実証に携わる。
平成23年: 水素供給・利用技術研究組合に出向
地域水素供給インフラ技術・社会実証に携わる。

伊藤衡平 氏 九州大学大学院 教授

11:00~12:00 【講義】燃料電池の性能評価法

13:00~18:00 【実習】燃料電池の組み立てと計測(PEFC)

●性能評価の意義

●性能評価法の原理と特徴

 (交流インピーダンス法/カレントインタラプター法) 


●燃料電池の組み立て実習

●電流電圧特性の計測

平成6年: 日本学術振興会特別研究員DC
平成8年: 豊橋技術科学大学電気電子工学系助手採用
平成9年: 豊橋技術科学大学大学院工学研究科配置換

平成15年:

九州大学大学院工学研究院助教授採用
平成18年: 産業技術総合研究所高圧水素の基礎物性外来研究員
平成20年: 九州大学大学院工学研究院准教授配置換
平成21年: 九州大学水素エネルギー国際研究センター兼務

白鳥 祐介 氏 九州大学大学院 准教授

13:00~18:00 【実習】燃料電池の組み立てと測定(SOFC)

 

 

 

 

 

●燃料電池の組み立て実習

●電流電圧特性の計測

平成14年:

ドイツ・ユーリッヒ研究所研究員

平成17年:

九州大学大学院総合理工学研究院 博士研究員

同 特任助手

平成18年:

九州大学大学院工学研究院機械工学部門 助教

平成23年:

九州大学大学院工学研究院機械工学部門 准教授現在に至る

 4日目≫≫ 会場: 九州大学伊都キャンパス(福岡市西区元岡744)

久保田 祐信 氏 九州大学大学院 教授
9:20~11:20 【講義】金属材料の強度に及ぼす水素の影響

●金属材料の疲労破壊・破壊靭性等に及ぼす水素の影響
●金属材料の強度に及ぼす水素の影響とメカニズム 

 静的強度、疲労強度、破壊靭性 など

平成8年から九州大学工学部の材料力学グループで研究・教育に従事.主な研究テーマは金属疲労・フレッティング疲労である.日本材料学会論文賞,日本機械学会論文賞などを受賞.平成21年から独)産業技術総合研究所 水素材料先端科学研究センター,平成22年から九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所にも所属し,水素が金属材料の強度に及ぼす影響に関する研究に注力している.平成22年から九州大学大学院工学研究院機械工学部門のエアリキード水素構造材料・破壊学講座で教授を務める.

松永 久生 氏 九州大学大学院 准教授
12:20~17:50 【実習】水素利用機械システムの実習(材料強度)

●水素試験機を用いた破壊靱性試験
●SEMによる破面の観察

平成14年:

九州大学大学院工学研究院 講師
平成17年: 福岡大学工学部 助教授
平成24年: 九州大学大学院工学研究院 准教授(現在に至る)
平成22年9月-平成23年8月: ジョージア工科大学 訪問研究員
平成24年4月-現在: 研水素材料先端科学研究センター 外来研究員

澤江 義則 氏 九州大学大学院 教授
13:00~18:00 【実習】水素利用機械システムの実習(トライボロジー特性)

●水素雰囲気における摩擦摩耗試験
●レーザー顕微鏡観察

平成8年:

九州大学工学部 講師 

平成11年:

九州大学大学院工学研究科 助教授 

平成19年:

九州大学大学院工学研究院 准教授 

平成23年:

九州大学大学院工学研究院 教授 

平成14年3月-平成15年3月: ロンドン大学クイーンマリー校訪問研究員

平成18年7月現在: 産総研水素材料先端科学研究センター外来研究員