福岡県内の水素供給網の構築

~水素製造方法のベストミックスによる水素供給網の構築により、効果的かつ経済的な水素調達を実現します~

2050年カーボンニュートラルを目指す中でキーテクノロジーとなる水素ですが、福岡県内の水素流通量はひっ迫しています。
また、その多くは周辺県の水素製造・供給基地から調達している状況であり、その運搬コストが水素市場の成立をより困難にしています。

こうした背景を踏まえ、福岡県では、大規模な需要が見込まれる地域では水素の輸入を基軸として、内陸地や大きな港湾が遠い地域など水素の運搬が難しい地域では、地産地消型での水素利活用を進める等、地域及び事業特性に適した水素供給網を構築することを目指していきます。
また、インフラ整備を効率化し、スケールメリットを最大限発揮するためにも、水素製造・供給の適地においては、オフテイカーの集積を進める等、エネルギーの転換に伴う企業の立地戦略も同時に検討してまいります。

福岡県の特徴

① 大規模な水素需要のポテンシャル

自動車、鉄、化学、発電、半導体などの多様な産業が福岡県内に立地

② 九州大学や水素エネルギー製品研究試験センター(HyTReC)の立地等、最先端の技術開発と社会実装を実現する環境

九州大学
九州大学
HyTReC
HyTReC

③ 再生可能エネルギー等の脱炭素電源比率及び出力抑制の発生頻度の高さ

九州電力のゼロエミ電源比率は業界トップレベル(2023年度実績は約6割)
九州地区の年間出力制御※1率は全国で最も高い
「制御する電気を水素へ転換し、貯蔵や熱エネルギー等として活用することも選択肢の一つ!」
※1 電力の需要(消費)と供給(発電)のバランスを一定に保ち、大規模停電(ブラックアウト)を防ぐため、送配電事業者が太陽光や風力などの発電量を一時的に制限する仕組み

④ 脱炭素物流の基盤整備による低炭素水素の基礎需要の創出

福岡県は令和7年5月に「燃料電池商用車の導入促進に関する重点地域」の中核地方公共団体に選定!

燃料電池大型トラック
燃料電池大型トラック

福岡県の将来の絵姿

福岡県の将来の絵姿