高圧水素貯蔵・輸送/高圧水素下における機械要素研究分科会 開催報告

平成25年11月29日(金)、JR博多シティ会議室にて、「高圧水素貯蔵・輸送研究分科会/高圧水素下における機械要素研究分科会」を開催しました。

 「高圧水素貯蔵・輸送研究分科会」では、水素貯蔵・輸送に関する「アンモニア」「有機ケミカルハイドライド」「液体水素」の3技術についてそれぞれ講演が行われました。異なる技術の研究開発担当者が一堂に会する稀な機会となり、受講された方々は熱心に聞き入っていました。

「高圧水素下における機械要素研究分科会」では、水素ステーションに関する国の取り組みや新規鋼材の開発、水素雰囲気における樹脂シール材の摩擦摩耗についての講演が行われ、具体的な技術内容に踏み込んだ活発な質疑応答がなされました。

 また、講演の合間にコーヒーブレイクを設け、講師や受講者の情報交流の場として活用していただきました。

 

 

   

 内       容 

 (リンクのあるものは、PDFで資料をご覧いただけます。)

 講義1 

 「アンモニアによる水素貯蔵・輸送技術」

  広島大学 先進機能物質研究センター 准教授 市川 貴之 氏

講義2

 「水素エネルギーの大量貯蔵輸送技術-SPERA水素システム-

  千代田化工建設(株) 技術開発ユニット兼水素チェーン事業推進ユニット 技師長 岡田 佳巳 氏

講義3

 「液体水素による大量長距離水素輸送」

  川崎重工業(株) 技術企画推進センター 水素プロジェクト 上級研究員 神谷 祥二 氏

講義4

 「燃料電池自動車用水素貯蔵材料の研究開発」

  九州大学大学院工学研究院機械工学部門  教授 秋葉 悦男 氏

講義5

 「水素ステーションの整備に向けた取組」

  経済産業省 資源エネルギー庁 燃料電池推進室 係長 藤本 隆顕 氏

講義6

 「水素ステーション用高強度ステンレス鋼XM19の配管圧力サイクル試験と溶接継手導入の検討」

  日本エア・リキード・ラボラトリーズ 研究員 松本 拓哉 氏

講義7

 「樹脂シール材の水素雰囲気における摩擦摩耗とガスシール性」 

       (ファイルサイズが大きい為、分割しています)

  九州大学大学院工学研究院機械工学部門 教授 澤江 義則 氏

(リンクのあるものは、PDFで資料をご覧いただけます。)  

 

 

 

(投稿日:2013/12/16)

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